アップルウォッチでiPhoneを鳴らす完全手順と原因対策ガイド

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こんにちは。スマートウォッチ沼、運営者のtycです。

今日は、アップルウォッチでiPhoneを鳴らす方法や、逆にiPhoneからアップルウォッチを鳴らすやり方について、がっつりまとめていきます。アップルウォッチでiPhoneを鳴らすはずなのに音が鳴らない、アップルウォッチからiPhoneを探すつもりがボタンが見つからない、iPhoneのコントロールセンターからアップルウォッチを鳴らすアイコンが消えた気がする……このあたり、モヤッとしている人は多いかなと思います。

特に「アップルウォッチ 鳴らす iPhone」「Apple Watch 鳴らない 原因」「iPhone 探す アップルウォッチ 使い方」といったキーワードで検索してきた人は、まさに今この辺りでつまずいているはずです。設定が間違っているのか、OSアップデートの仕様変更なのか、そもそもどのアプリから操作するのが正解なのか、パッと見では分かりにくいですよね。

watchOS10以降で変わったアップルウォッチのコントロールセンターの開き方や、アップルウォッチでiPhoneを鳴らす時にフラッシュライトを点滅させるテクニック、探すアプリを使ってアップルウォッチとiPhoneをお互いに鳴らす方法、さらにアップルウォッチを家の中で探すときのコツまで、ひと通り押さえておくとかなり安心です。

この記事では、アップルウォッチのiPhoneを鳴らす機能が反応しないときの原因や、Bluetooth接続やペアリングのチェックポイント、正確な場所を見つける機能で距離と方向を表示させるやり方など、アップルウォッチで鳴らす周りの話を一気に整理していきます。ここが分かると、いざという時に「あれ、どこいった?」と焦らずに済むはずなので、一緒にサクッと整理していきましょう。

難しい専門用語はできるだけかみ砕いて、実際の画面イメージを想像しながら読めるように書いていくので、「機械はちょっと苦手かも…」という人でも全然大丈夫です。あなたの普段の使い方に合わせて、「このパターンのときはこう鳴らす」という具体的なイメージを持てるようになるのがゴールです。

記事ポイント

  • アップルウォッチとiPhoneを鳴らす基本操作と画面の見方
  • コントロールセンターや探すアプリの使い分け
  • アップルウォッチで鳴らす機能が動かない時の原因と対処法
  • 正確な場所を見つける機能や紛失防止のコツ

アップルウォッチでiPhoneを鳴らす基本

まずは、アップルウォッチでiPhoneを鳴らす・iPhoneからアップルウォッチを鳴らすという一番よく使う基本操作を整理しておきます。コントロールセンターと探すアプリ、それぞれの役割と特徴が分かると、「とりあえずどれを開けばいいか」が迷わなくなります。

ここで紹介する操作は、一度実際に手を動かして試しておくと、いざ本当に見つからないときにサッと使えるようになります。読むだけよりも、この記事を見ながら「鳴らす練習」をしておく感覚で進めてもらえると、体に馴染みやすいですよ。

コントロールセンターでアップルウォッチを鳴らす

コントロールセンターでアップルウォッチを鳴らす

「今つけているアップルウォッチが見当たらない」「充電スタンドのどこかにあるはず」という状況なら、iPhoneのコントロールセンターからアップルウォッチを鳴らすのが一番早いです。特に家の中でのちょい紛失は、この方法だけ覚えておけばかなり何とかなります。

iOS17以降なら、コントロールセンターにWatchを呼び出すを追加しておくのがおすすめです。設定の流れはこんな感じです。

  • iPhoneの設定アプリを開く
  • コントロールセンターをタップ
  • コントロールを追加の一覧からWatchを呼び出すを追加

一度追加してしまえば、あとは画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開き、腕時計のアイコンをタップするだけ。ペアリングされているアップルウォッチから、高めの電子音が鳴り続けます。静かな部屋なら隣の部屋からでも聞こえるレベルで、「あ、この方向だな」とすぐに感覚的に分かるはずです。

ポイント:アップルウォッチ側の音量設定やサイレントモードに関わらず、呼び出し音は優先して鳴る仕様になっているので、「いつもミュートだから聞こえないかも…」と心配しなくて大丈夫です。

音が鳴ったら、音の大きさと方向で距離感をざっくりイメージしながら近づいていきましょう。近づくにつれて音が大きくなるので、あとは家具の裏やソファのすき間など、「置きがちポイント」を順番にチェックしていけばOKです。

コントロールセンターのWatchを呼び出すが見当たらない場合は、まだ追加されていないか、誤って削除した可能性が高いので、上の手順で一度見直してみてください。特にiOSアップデート直後などは、設定がリセットされているケースもあります。

また、家族で複数のアップルウォッチを使っている場合は、「今iPhoneとペアリングされているのはどのWatchか」も意識しておくのがおすすめです。iPhoneのWatchアプリで、どのモデルと接続しているかを時々チェックしておくと、「鳴らしたけど別のWatchだった」というやらかしを防げます。

サイドボタンでアップルウォッチからiPhoneを鳴らす

ワークアウトが止まらない

次に、アップルウォッチからiPhoneを鳴らすパターンです。家の中でiPhoneをどこかに置き忘れたときに一番使うやつですね。キッチンに置きっぱなしにして別の部屋に移動しちゃったり、ソファのクッションに埋もれていたり…これはもう定番パターンかなと思います。

watchOS10以降では、コントロールセンターの呼び出し方が変わりました。以前は画面下から上にスワイプでしたが、今はサイドボタンを一回押すのが正解です。

  • アップルウォッチ右側のサイドボタンを一回押す
  • コントロールセンターが表示される
  • 電話マークのiPhone呼び出しアイコンをタップする

タップすると、ペアリングされているiPhoneから大きめの呼び出し音が鳴ります。マナーモードにしていても鳴るので、通知音を常にオフにしている人でも安心です。音が鳴っている間は、iPhoneの画面も点灯し、通知が表示されるので視覚的にも見つけやすくなります。

暗い場所でiPhoneを探すときは、iPhone呼び出しアイコンを長押ししてみてください。サウンドに加えて、iPhoneのフラッシュライトが点滅するので、クッションの隙間やベッドの下に落ちているときでも見つけやすくなります。夜、寝室の電気を消した後にどこかに置いたiPhoneを探すときなどは、かなり頼りになるはずです。

豆知識:サイドボタンを長押しではなく一回押しでコントロールセンター、デジタルクラウンを押すとホーム画面、という役割分担になっているので、しばらく使っていると指が勝手に動くくらい自然になります。

この操作は一度覚えてしまえば本当にシンプルなので、この記事を読みながら実際に何回か押してみるのがおすすめです。普段から「iPhoneを鳴らす」練習をしておけば、いざ慌てているときでも手が勝手に動いてくれます。

もしサイドボタンを押してもコントロールセンターが出てこない場合は、何か別の機能に割り当てていないか設定を見直してみてください。基本的にはデフォルトのまま使うのが一番分かりやすいので、設定をいじりすぎて分からなくなったら、一度初期設定に近い形に戻すのもアリです。

探すアプリでアップルウォッチとiPhoneを鳴らす

探すアプリでアップルウォッチとiPhoneを鳴らす

より広い範囲でアップルウォッチやiPhoneを探したいときは、探すアプリでアップルウォッチとiPhoneを鳴らすのが便利です。距離が離れていても、おおよその位置とサウンド再生をセットで使えます。家の外で落としたかもしれないときや、職場・学校など別の場所に置き忘れた可能性があるときは、ここがメインの探し方になります。

iPhoneからアップルウォッチを鳴らす手順

  • iPhoneで探すアプリを開く
  • 下のタブからデバイスを選ぶ
  • 一覧から目的のアップルウォッチをタップ
  • サウンドを再生をタップ

アップルウォッチがオンライン(電源オンでネットかiPhoneに繋がっている状態)なら、しばらくしてからビープ音が鳴り始めます。マナーモードでも鳴る仕様なので、基本的には音で探せます。音が鳴るタイミングでアップルウォッチ側の画面にも通知が出るので、「近くにあるのに見つからない」状態でも少し動かせば気付きやすくなります。

もし地図上に表示されている場所が自宅や職場などであれば、その建物の中で鳴らしながら探していくイメージです。逆に、全く心当たりのない場所に表示されている場合は、誰かが拾って移動している可能性もゼロではないので、むやみに取りに行く前に安全面をよく考えて行動してください。

アップルウォッチからiPhoneを鳴らす手順(デバイスを探す)

watchOS10以降のアップルウォッチにはデバイスを探すアプリも入っています。ここからiPhoneやAirPodsなどを鳴らすことも可能です。iPhoneが手元になくても、アップルウォッチ単体でかなり多くのことができるようになってきました。

  • アップルウォッチでデバイスを探すアプリを開く
  • リストからiPhoneを選択
  • サウンドを再生をタップ

この方法なら、iPhoneがかなり離れた場所にあっても、オンラインになったタイミングでサウンドが鳴るように予約しておくことができます。例えば電車の中で置き忘れた場合でも、誰かが駅で電源を入れたりWi-Fiに接続した瞬間にサウンドが鳴る、というイメージです。

探すアプリやデバイスを探すアプリの基本的な仕様は、Apple公式サポートでも詳しく説明されています。(出典:Apple公式サポート「iPhoneの『探す』でデバイスを探す」)こういった一次情報もあわせて押さえておくと、仕様変更が入ったときにも自分で確認しやすくなります。

注意:位置情報やサウンド再生は、あくまで一般的な目安であり、建物の構造や電波状況によって精度が変わります。重要なデバイスの紛失時は、正確な情報を必ず公式サイトで確認し、必要に応じて専門家やサポート窓口にも相談してください。

家の中でアップルウォッチを鳴らして探す方法

家の中でアップルウォッチを鳴らして探す方法

実際に多いのは「家のどこかにあるのは分かっているんだけど、場所が思い出せない」というケースです。この場合は、アップルウォッチとiPhoneを鳴らす機能を組み合わせて探すのが効率的です。どちらか一方だけで頑張るより、両方をうまく使い分けた方が早く見つかることが多いです。

パターン別の使い分け

家の中 × iPhoneが行方不明

  • 手首にアップルウォッチが付いているなら:サイドボタン → iPhone呼び出し
  • アップルウォッチは手元、iPhoneは別の階:階段付近で鳴らして場所を絞る

家の中 × アップルウォッチが行方不明

  • iPhoneが手元にあるなら:コントロールセンターのWatchを呼び出す
  • より広い範囲を見たいなら:探すアプリで位置+サウンド

音を頼りに探すときは、テレビや換気扇などの環境音を一度止めてから鳴らすと、かなり聞き取りやすくなります。特にエアコンや空気清浄機の風の音は思った以上に耳をジャマしてくるので、一瞬だけでも止めてから鳴らすのがおすすめです。

フロアが分からないときは、まず1階で鳴らして音の方向をざっくり把握、それから2階に移動してもう一度鳴らす、という探し方もおすすめです。集合住宅の場合は、共用廊下などで鳴らしてみると「自宅の中か、外か」を切り分けやすくなります。

ソファのクッションの中や布団の中に紛れ込んだときは、音がかなりこもるので、フラッシュライトの点滅振動も手がかりになります。クッションや布団を軽く押さえたときに振動が伝われば、そのあたりを重点的に探してみてください。少しずつ範囲を絞っていくイメージです。

また、家族と一緒に探すときは、誰が鳴らす役で誰が音を聞く役かを決めておくとスムーズです。iPhone側で何度もサウンド再生をタップする係と、家中を動き回って音の方向を探る係に分かれると、短時間で見つけやすくなります。

豆知識:よく紛失する場所がだいたい決まっている人は、その場所に「専用置き場」を作ってしまうのもアリです。例えば洗面所に小さなトレイを置いて「外すときはここに置く」と決めておくと、そもそも探す回数自体を減らせます。

watchOS10でアップルウォッチ鳴らす最新仕様

アップルウォッチでiPhoneを鳴らす操作は、watchOS10で仕様がけっこう変わりました。特にコントロールセンターの呼び出し方が変わったことで、「アップデートしたらiPhoneを鳴らす機能が消えた」と感じる人が多い印象です。実際には消えていないのですが、「スワイプで出なくなった=なくなった」と思ってしまうんですよね。

バージョン コントロールセンターの開き方 iPhone呼び出しの操作
watchOS9以前 画面下から上にスワイプ iPhone呼び出しアイコンをタップ
watchOS10以降 サイドボタンを一回押す iPhone呼び出しアイコンをタップ/長押し

動作そのものは大きく変わっていませんが、サイドボタン一回押しに統一されたことで、誤動作が減り、走っているときや手首の角度がきついときでもコントロールセンターを出しやすくなりました。スワイプだと、通知センターを出してしまったり、アプリを誤操作したり…という小さなストレスがあったので、このあたりは地味に改善ポイントです。

また、アップルウォッチSeries9以降やApple Watch Ultraシリーズでは、iPhone15以降と組み合わせることで正確な場所を見つける機能が使えます。これについては後半の「正確な場所でアップルウォッチ鳴らして距離を知る」で詳しくまとめますが、「音に加えて方向と距離も分かる」というのが大きな進化ポイントです。

watchOS10にアップデートした直後は、コントロールセンターの構成が変わっていたり、アイコンの配置が変わっていることもあります。もしiPhone呼び出しのアイコンが見つからないときは、下までスクロールしてみるか、設定アプリからコントロールの編集を確認してみてください。

アップルウォッチのモデル選びやwatchOSの対応状況が気になる場合は、女性目線でまとめたアップルウォッチ初心者の女性が選ぶべきモデルと選び方も参考になると思います。自分の使い方に合ったモデルを選ぶと、鳴らす機能だけでなく、日常のヘルスケアや通知まわりもかなり快適になりますよ。

アップルウォッチで鳴らすトラブル対策

ここからは、アップルウォッチで鳴らす機能がうまく動かないときのトラブル対策です。音が鳴らない・ボタンがグレーアウトしている・デバイスがオフライン表示になる、というあたりの原因と対処法を、順番に整理していきます。

いきなり「壊れたかも」と思う前に、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。多くの場合は、設定や接続のちょっとしたズレで起きているので、一つずつ潰していけば自力で解決できることがほとんどです。

音が鳴らない原因

音が鳴らない原因

「アップルウォッチでiPhoneを鳴らすはずなのに、何も聞こえない」「iPhoneからアップルウォッチを鳴らす操作をしても無反応」というときは、だいたい次のどれかに引っかかっています。ここを知っておくと、原因のアタリをつけやすくなります。

  • Bluetooth接続が切れている(アップルウォッチとiPhoneが離れすぎている、機内モードなど)
  • 電源・バッテリーの問題(どちらかの電源オフ、バッテリー切れ寸前)
  • 探すネットワークや位置情報がオフ
  • ペアリング情報の不整合(OSアップデート後や機種変更直後に起きがち)
  • ハードウェアトラブル(スピーカー故障など)

まずは文字盤の上部に赤い×マークが出ていないか、iPhoneの画面右上に機内モードや圏外表示が出ていないかを確認してみてください。ここに異常がある場合は、通信の問題から潰していくのが近道です。特に、飛行機に乗ったあとや、地下のフロアから出た直後などは、一時的に接続が不安定になりがちです。

また、音量設定やマナーモードを疑う人も多いのですが、アップルウォッチで鳴らす機能自体は、基本的にこれらの設定をまたいで鳴るように作られています。「設定はいじってないのに鳴らない」場合は、接続やバッテリーを疑った方が早いことが多いです。逆に「最近バッテリーの減りが早い」と感じている場合は、電源まわりを優先的にチェックしてみてください。

ハードウェアトラブルが疑われるケースとしては、通常の通知音やアラーム音も鳴らない、あるいは音が極端に小さいといった症状が出ている場合です。この場合は、アップルウォッチのスピーカー自体が故障している可能性があるので、自力でどうにかするのは難しめです。Apple Storeや正規サービスプロバイダでの診断を検討しましょう。

鳴らすことができない時の確認

鳴らすことができない時の確認

実際に「アップルウォッチ鳴らすことができない」ときのチェックリストを、順番にまとめておきます。上から順に試していくと、どこで引っかかっているか見えやすくなります。「とりあえず全部再起動!」でもいいのですが、せっかくなら原因も軽く把握しておくと、次回同じことが起きたときに焦らずに済みます。

  1. アップルウォッチとiPhoneが近くにあるか確認(目安として10〜15m以内)
  2. 両方の機内モードがオフになっているか確認
  3. iPhone側のBluetoothとWi-Fiを一度オフ→オンに切り替え
  4. アップルウォッチを再起動(サイドボタン長押し→電源オフ→再度長押し)
  5. 探すアプリでデバイスがオンラインか確認

ここまでで直らない場合は、ペアリングのやり直しや、ネットワーク設定のリセットを検討します。いきなり初期化に行くのではなく、「軽いリセット → ペアリング再設定 → 完全初期化」の順番で試すのが安心です。

ネットワーク設定のリセットは、iPhoneの設定アプリから「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」で実行できます。Wi-Fiのパスワードなども消えてしまうので、事前にメモしておくのを忘れないようにしてください。

接続トラブルまわりは、アップルウォッチのSuicaが反応しないときの対処と考え方が近い部分も多いので、通信や設定に不安があればアップルウォッチでSuicaが反応しない原因と対策も合わせてチェックしてみてください。通信や設定を整えておくことは、鳴らす機能だけでなく、普段の支払いまわりの安定性にもつながります。

Bluetoothペアリングでウォッチを鳴らす

Bluetoothペアリングでウォッチを鳴らす

アップルウォッチでiPhoneを鳴らす・iPhoneでアップルウォッチを鳴らす機能は、ペアリングされた関係が前提です。ここが崩れていると、探すアプリに表示されていても、鳴らすまでうまく届かないことがあります。「デバイス一覧には出ているのに、実際には反応しない」というモヤモヤパターンですね。

ペアリング状態の簡単チェック

  • アップルウォッチの文字盤上部に緑のiPhoneマークがあるか
  • iPhoneのWatchアプリを開いたときに「接続済み」と表示されているか
  • 通知や着信がアップルウォッチ側にちゃんと飛んでいるか

これらが怪しい場合は、ペアリングのやり直しを検討してもいいタイミングです。特に、iPhoneを買い替えた直後や、大きなOSアップデートの前後は、ペアリング情報が微妙にズレてしまうことがあります。「最近挙動が不安定だな」と感じていたら、一度リフレッシュするつもりで再ペアリングしてしまうのもアリです。

ペアリングやり直しの基本ステップ

  1. iPhoneのWatchアプリで「すべてのWatch」から対象のアップルウォッチを選択
  2. Apple Watchとのペアリングを解除をタップ
  3. Apple Watchが初期設定画面になるのを待つ
  4. iPhoneの画面に出てくる案内に従って再ペアリング
  5. バックアップから復元するか、新しいApple Watchとして設定を選ぶ

注意:ペアリング解除や初期化を行う前には、必ずバックアップとバッテリー残量を確認してください。作業中に電源が落ちると、データが正しく復元できないリスクがあります。作業内容に不安がある場合は、正確な手順を公式サイトで確認したうえで、必要に応じてサポート窓口や専門店にも相談するのがおすすめです。

再ペアリング後は、必ず「鳴らす機能」が動くかどうかをテストしておきましょう。アップルウォッチからiPhoneを鳴らす、iPhoneからアップルウォッチを鳴らす、両方を一度ずつ試してみて、問題なくサウンドが再生されればOKです。

また、サードパーティ製のアプリや文字盤をたくさん入れている場合は、アップデートのタイミングでそれぞれの動作が影響し合うこともあります。どうしても不安定な場合は、一度シンプルな構成に戻して様子を見るのも一つの手です。

正確な場所でアップルウォッチを鳴らして距離を知る

正確な場所でアップルウォッチを鳴らして距離を知る

アップルウォッチSeries9以降とApple Watch Ultraシリーズ、そしてiPhone15以降の組み合わせでは、正確な場所を見つける機能が使えます。これをオンにすると、単にアップルウォッチやiPhoneを鳴らすだけでなく、方向と距離も画面に表示されます。まさに「宝探しレーダー」みたいなイメージです。

Apple Watch側 iPhone側 正確な場所を見つける
Series8以前 iPhone14以前 非対応(音と位置情報のみ)
Series9 / Ultra2 iPhone15以降 対応(方向+距離表示)

使い方はシンプルで、アップルウォッチのコントロールセンターからiPhone呼び出しを起動すると、対応している組み合わせでは、画面に矢印と距離(メートルやフィート)が表示されます。矢印の方向に歩いていくと、距離がどんどん小さくなり、近づくと画面が緑色に変わって完了、という流れです。「あと1メートル」「あと50センチ」といった表示が出るので、かなりピンポイントで近づけます。

この機能はあくまで「おおよその方向と距離」を教えてくれるもので、壁や床を完全に見通しているわけではありませんが、マンションのどの部屋にあるか分からないときや、大きめの戸建てに住んでいる人にはかなり心強いと思います。オフィスやショッピングモールのような広い空間でも、「このフロアにはある」「このエリアまでは近づいた」といった手がかりになります。

正確な場所を見つける機能は、BluetoothやUltra Wideband(UWB)の仕組みを活用しているので、周囲の環境によっては精度が揺れることもあります。金属の棚が多い場所や、厚いコンクリート壁を挟んでいる場所などでは、距離表示が少しブレることもあるので、「あくまで目安」として使うイメージでいるとストレスが少ないです。

対応モデルやエリアは随時変わる可能性があるので、細かい条件や最新の対応状況は、必ずApple公式サイトで確認しておくのがおすすめです。特に海外で使う場合は、国や地域によって利用できる機能が変わることもあるので、旅行前に一度チェックしておくと安心ですよ。

アップルウォッチとiPhoneを鳴らすまとめ

最後に、アップルウォッチとiPhoneを鳴らすまわりのポイントをサクッとまとめておきます。ここだけざっと読み返せば、「どの場面でどの鳴らし方を使えばいいか」がすぐ思い出せるはずです。

  • 家の中でiPhoneを探すなら、アップルウォッチのサイドボタン → iPhone呼び出しが一番早い
  • アップルウォッチを探したいときは、iPhoneのコントロールセンターからWatchを呼び出すか、探すアプリのサウンド再生を使う
  • アップルウォッチで鳴らす機能が動かないときは、距離・機内モード・Bluetooth・バッテリーを優先的にチェック
  • Series9やUltra2とiPhone15以降なら、正確な場所を見つけるで方向と距離も表示できる

アップルウォッチでiPhoneを鳴らす機能や、iPhoneからアップルウォッチを鳴らす機能は、どちらも「なくしてから慌てて調べる」パターンが多いですが、一度試しておくと手の感覚で覚えられるくらいシンプルです。この記事を読み終わったら、ぜひ実際に自宅で「鳴らす練習」をしてみてください。

あわせて、日頃から充電環境を整えておくと、肝心なときにバッテリー切れで鳴らせない…という悲しい事態も防げます。充電まわりが気になる場合は、スマートウォッチ全般を含めたスマートウォッチの充電器の代用方法と安全に使うポイントもチェックしてみてください。

この記事で紹介した内容や数値は、あくまで一般的な目安です。OSやモデルによって画面表示や仕様が変わることもあるので、正確な情報はApple公式サイトや各キャリアの公式情報を必ず確認してください。また、紛失トラブルや支払い情報の扱いなど、重要な判断が絡む場合は、最終的な判断をする前に、公式サポートや専門家に相談することを強くおすすめします。