アップルウォッチのお風呂利用は大丈夫?安全な使い方を徹底解説

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは。スマートウォッチ沼、運営者のtycです。

アップルウォッチをお風呂やシャワーで使っても大丈夫なのか、ちょっと不安になりますよね。防水性能や耐水性能と書いてあっても、具体的に「入浴中に着けたままで平気なのか」「故障の原因にならないのか」は、なかなか分かりにくいところかなと思います。「シャワーくらいならいいのかな」「サウナはさすがにまずいよね…?」と、モヤモヤしたまま使っている人も多いはずです。

さらに、サウナや温泉、スチームサウナのような高温多湿な環境、プールや水泳などのアクティビティまで含めて考えると、「どこまでがOKで、どこからがNGなのか」をはっきり整理しておきたいですよね。実際にアップルウォッチを毎日使っていると、お風呂で通知をチェックしたくなったり、入浴中のタイマーを測りたくなったりする場面も多いはずですし、「つけたままにしたいけど、もし壊れたら嫌だな…」という葛藤もあると思います。

そこでこの記事では、アップルウォッチの防水・耐水性能の考え方から、お風呂・シャワー・サウナ・温泉・プールといったシーン別の注意点、故障が心配なときのチェックポイントまで、アップルウォッチとお風呂の付き合い方をまるっと整理していきます。シリーズごとの違いや、入浴後のお手入れ方法、長く使うための設定の見直しポイントまで、私が実際にアップルウォッチを使い倒してきた経験も交えながら解説していきますね。

この記事を読み終わる頃には、「どこまでなら使っていいのか」「危ない使い方は何なのか」「もし濡らしすぎたかも?と思ったときにどうすればいいか」が一通りイメージできるようになるはずです。ここ、かなり気になるところだと思うので、肩の力を抜きつつ、一緒に整理していきましょう。

記事のポイント

  • アップルウォッチの防水・耐水性能の基本が分かる
  • お風呂・シャワー・サウナ・温泉での注意点が整理できる
  • 故障が心配なときのチェックと対処の流れが分かる
  • アップルウォッチを長く使うためのケアと設定のコツを把握できる

アップルウォッチをお風呂で使う前に

まずはアップルウォッチの防水・耐水性能の基本と、「お風呂との相性」をきちんと整理するところから始めましょう。シリーズごとの耐水等級や、シャワー・入浴中に故障しやすい理由を理解しておくと、「ここまでは自己責任で使える」「ここから先はやめておこう」という判断がしやすくなります。

ここをふわっとした理解のままにしてしまうと、「大丈夫そうだからやってみよう」で攻めすぎてしまったり、逆に「怖いから一切濡らさない」と便利さを十分に活かせなかったりします。あなたの使い方に合わせたちょうどいいラインを見つけるために、まずは基礎知識から押さえていきましょう。

Apple Watchの防水・耐水性能の基本

Apple Watchの防水・耐水性能の基本

アップルウォッチはモデルごとに防水・耐水性能が違いますが、ざっくり分けると「生活防水レベルの初期モデル」と「水泳にも対応した耐水モデル」に分かれます。特にSeries 2以降や現行のSeries 9、SE、Ultraなどは、プールでの水泳や浅い水中でのアクティビティを想定した耐水性能になっています。

もう少しだけ噛み砕くと、初代・Series 1までは「手洗いで多少濡れても大丈夫」くらいの感覚で、水に沈めるような使い方は基本NG。それに対してSeries 2以降は、一定条件下であれば水泳にも耐えられるように設計されています。ただし、これはあくまで規格に基づいた試験環境での話であって、日常の「熱いお風呂」「シャンプーまみれのシャワー」とは条件がかなり違うんですよね。

「水に濡れてもいい=お風呂やサウナでもOK」という意味ではありません。防水・耐水性能の表示は、あくまで一定条件下での試験結果に基づいた一般的な目安であって、日常の使い方や経年劣化によって性能は少しずつ落ちていきます。購入直後は平気だった使い方でも、数年後には同じ条件で故障してしまう、ということも普通にありえます。

代表的なモデルを、ざっくり整理するとこんなイメージです。

モデル例 耐水性能の目安 お風呂での考え方
初代・Series 1 生活防水程度(IPX7など) 入浴・水没は基本的に避ける
Series 2〜Series 9 / SE プール水泳対応の耐水性能 シャワーや入浴は非推奨、自己責任ゾーン
Apple Watch Ultraシリーズ 高い耐水性能(ダイビング対応) 高温のお風呂・サウナはNG、ケア前提

表の内容は、あくまで一般的な目安としての整理です。正確な条件や最新モデルの仕様は、必ず公式サイトで確認してください。

メーカーとしては、お風呂やサウナのような高温環境、石鹸やシャンプー、入浴剤などの化学成分を含む環境での使用は避けるように案内しています。特に「石鹸水」「シャンプー」「スチームサウナ」は、耐水シールや通音膜にとってかなりシビアな条件です。防水表示を過信しすぎず、「濡れても壊れにくいが、積極的にお風呂に持ち込む設計ではない」くらいのイメージを持っておくと、リスクとのバランスが取りやすくなります。

アップルが公開している耐水性能のガイドでは、モデルごとの耐水等級や、水泳・シャワー・サウナに関する注意点がかなり細かく書かれています。詳しい条件をしっかり確認したい場合は、Apple公式「Apple Watch の耐水性能について」(出典:Apple公式サポート)を一度読んでおくと安心感がぐっと上がりますよ。

お風呂やシャワーで故障しやすい理由

お風呂やシャワーで故障しやすい理由

アップルウォッチをお風呂やシャワーで使ったときに故障しやすいのは、「高温」「水圧」「化学成分」という三つの要素が重なりやすいからです。特に日本のお風呂は湯船もシャワーも温度が高めなので、長時間の入浴は本体やバッテリーへの負担が大きくなります。

まず、「高温」の影響から。アップルウォッチは、ある程度の温度範囲を想定して設計されていますが、40℃前後のお湯に腕ごと浸かり続ける状況は、内部のバッテリーや電子部品にとってじわじわ効いてくる環境です。短時間であれば問題が出ないことも多いですが、毎日のように長湯+高温環境が続くと、数年単位で不具合のリスクは高まっていきます。

次に、「水圧」。シャワーの水は一箇所に勢いよく当たるので、瞬間的な水圧が高くなりがちです。防水試験は静水や一定条件で行われることが多いので、強いシャワーを至近距離から当て続けるような状況は、本来の想定外と考えた方が安全です。プールのような水圧と、お風呂のシャワーが一点集中で当たる水圧では、同じ「水」でもかなり条件が違うんですよね。

そして最後が「化学成分」。シャンプーやボディソープ、入浴剤などに含まれる成分が、耐水シールやスピーカー部分に入り込むと、時間差で故障の原因になる可能性があります。特にスピーカーやマイクの穴は構造上どうしても開口部があるので、ここに石鹸成分が残ってしまうと、乾いたあとに結晶化して通音性能を落とす…といったトラブルも起こりがちです。

入浴中は本体自体が温まるので、パッキンや接着部分も劣化しやすく、数年単位で見ると防水性能が落ちていくイメージです。「今は問題なく使えているから大丈夫」と考えたくなりますが、実際には、じわじわとダメージが蓄積していくタイプのリスクなんですよね。

特に「熱いシャワーを近距離で当て続ける」「シャンプーをつけたまま放置する」といった使い方は、短期的なトラブルだけでなく、長期的な耐水性の低下にもつながります。便利さだけでなく、こうしたリスクも頭の片隅に置いて使い方を選んでいきましょう。

シリーズ別の入浴対応(SEやUltraなど)

シリーズごとの違いをざっくり整理すると、「新しいモデルほど耐水性能は高いが、お風呂OKとは書かれていない」というスタンスです。たとえば、SEやSeries 9は水泳に対応していますし、Ultraシリーズに至ってはダイビングまで想定されたスペックになっています。

ただし、どのモデルでも共通しているのが、公式の案内で「入浴やサウナは推奨されていない」という点です。これは、先ほど触れたような「高温」「水圧」「化学成分」が入り混じるお風呂環境が、そもそも試験条件に含まれていないからです。「プールや水泳はある程度想定されているが、熱いお風呂やサウナは想定外」と考えるのが現実的かなと思います。

シリーズ別のざっくりしたイメージは、次のような感じです。

  • 初代〜Series 1:水に沈めない前提。お風呂は基本NG。
  • Series 2〜Series 8 / 9、SE:浅い水中アクティビティ想定。ただし入浴・サウナは非推奨。
  • Ultraシリーズ:ダイビングや高流速のウォータースポーツ対応。ただし高温サウナや温泉は注意。

私自身もSEや最新シリーズ、Ultraなどを試してきましたが、湯船に長時間浸けるような使い方は避けていて、どうしても使いたいときは短時間かつ自己責任で、というスタンスです。「シリーズが新しい=雑に扱っても平気」ではなく、「シリーズが新しい=余裕を持った使い方がしやすい」くらいの感覚で捉えるといいかなと思います。

特にUltraシリーズは、そのタフなイメージから「これならお風呂もサウナも全部いけるでしょ」と錯覚しやすいのですが、金属パーツやパッキンにとって高温・高湿度は別問題です。温泉成分との相性もあるので、「高いモデルだからこそ、むしろ丁寧に扱って長く使う」という意識を持っておくと安心です。

シリーズ別のまとめ:耐水性能の高さは「水深」や「水圧」に対する強さを表しているだけで、「熱いお風呂」「サウナ」「温泉OK」を保証するものではありません。ここを勘違いしないことが、アップルウォッチを長く使うための大事なポイントです。

お風呂で使ってもよいシーン・NGなシーン

お風呂で使ってもよいシーン・NGなシーン

実際問題として、アップルウォッチを完全にお風呂から締め出すのは難しい、という人も多いと思います。「入浴前後のちょっとしたシャワーくらいなら使いたい」「お風呂上がりのタイマーだけはどうしても」というシーンもありますよね。そこで、「比較的リスクの低いシーン」と「やめておいた方がいいシーン」を分けておきましょう。

リスク低めの使い方

  • お湯ではなく常温の水で、短時間だけシャワーを浴びる
  • 入浴前後に手を洗うときに、軽く水がかかる程度
  • 水しぶきがかかる程度の洗面所・キッチンでの使用
  • 雨の日の外出で、レインコートの袖口から少し濡れる程度

このあたりは、防水・耐水性能を備えたモデルであれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫なことが多いです。もちろん、経年劣化や個体差はあるので「絶対大丈夫」とは言えませんが、いきなり致命的な故障につながるケースはそこまで多くありません。

とはいえ、リスクをさらに下げたいなら、「濡れたあとにきちんと拭く」「石鹸まみれの水にはできるだけ触れさせない」といった一手間を習慣化しておくのがおすすめです。手洗いのあとにサッと柔らかいタオルで水滴を拭き取るだけでも、長い目で見るとかなり差が出てきますよ。

NG寄りの使い方

  • 長時間の入浴中も、ずっと湯船の中に腕ごと浸けておく
  • 熱いシャワーを至近距離から直接当て続ける
  • サウナ・スチームサウナ・岩盤浴でつけっぱなしにする
  • 温泉や入浴剤たっぷりのお湯に、何度もどっぷり浸ける
  • お風呂掃除のときに、洗剤をかけたまま放置する

「便利だから」「今までも大丈夫だったから」といって続けてしまうと、ある日突然の故障につながるリスクがあります。特に温泉成分や入浴剤は、金属やパッキンにダメージを与えやすく、内部に入り込んでしまうとユーザー側ではどうにもできません。

NG寄りのシーンでの使用は、保証対象外になる可能性も高いです。たとえば「お風呂での使用は推奨されていない」と注意書きがある状態で入浴中に壊れてしまうと、修理費が思った以上にかかるケースもあります。短期的な便利さと、長期的な修理リスクを天秤にかけて、あなたにとってちょうどいいラインを決めておきましょう。

入浴後のApple Watchお手入れと乾燥

入浴後のApple Watchお手入れと乾燥

どうしてもお風呂やシャワーでアップルウォッチが濡れてしまったときは、その後のケアがかなり重要です。水に濡れたまま放置すると、スピーカーやマイク部分に水分が残り、時間差でトラブルが出ることもあります。「濡らしてしまったこと」よりも、「濡らしたあとに放置してしまうこと」の方がダメージとしては大きいことも多いです。

基本の流れはこんな感じです。

  • 清潔な水道水で軽くすすいで、石鹸やシャンプーを流す
  • 柔らかい布で水分をやさしく拭き取る(こすりすぎない)
  • ベルトは素材に応じて、別々に拭き取り・乾燥させる
  • 直射日光やドライヤーは避け、風通しの良い場所で自然乾燥

ここで大事なのは、「ゴシゴシこすらない」「熱で乾かそうとしない」の二つです。強くこするとコーティングや表面に細かな傷がつきますし、ドライヤーの温風は、内部の接着剤やパッキンにとってかなり過酷な環境になります。

バンドごとのケアの違い

特にレザーバンドはお湯や湿気に弱いので、お風呂まわりではシリコンやフルオロエラストマー系のバンドに付け替えるのがおすすめです。レザーは一度水を吸ってしまうと、シミや型崩れ、ニオイの原因にもなりやすいので、「レザー=水場NG」と覚えておくくらいでちょうどいいです。

逆に、シリコン系・スポーツバンド系は水や汗に強く、お風呂まわりでも扱いやすい素材です。それでも、石鹸成分が残ったままだと劣化を早めるので、「濡れたらすすぐ・拭く」をセットで習慣化しておくと、見た目も持ちも全然違ってきます。

ポイント:お風呂で使うかどうかよりも、濡れたあとにどれだけ丁寧にケアできるかで、アップルウォッチの寿命はかなり変わってきます。「濡れたらとりあえず拭く・乾かす」をルール化しておくと、トラブルをかなり減らせますよ。

アップルウォッチとお風呂の安全な使い方

ここからは、アップルウォッチをお風呂・サウナ・温泉・プールなどで使うときの、具体的な注意ポイントに踏み込んでいきます。「どのシーンならどこまで攻めてよいか」「故障が心配なときにどう動けばよいか」を整理して、あなたのライフスタイルに合った付き合い方を見つけていきましょう。

実際のシーン別にイメージしながら読んでもらうと、「自分の使い方はここだな」「このパターンはやめておこう」と判断しやすくなるはずです。気になるところから読んで、必要に応じて戻ってきてもらっても大丈夫ですよ。

サウナや温泉でのApple Watchの使用注意

サウナや温泉でのApple Watchの使用注意

サウナや温泉は、アップルウォッチにとって最も過酷な環境の一つです。高温・高湿度・温泉成分の三拍子が揃っているので、「防水性能が高いから大丈夫」とは絶対に言い切れません。むしろ、プールよりも桁違いに負荷が大きい場面だと思っておいた方が安全です。

サウナでは本体温度が一気に上がり、バッテリーや内部部品に負担がかかります。特に金属部分や接着剤は、高温環境が続くと劣化しやすく、ある日突然の画面浮きやバッテリートラブルにつながる可能性もゼロではありません。時計本体だけでなく、バンドの素材も高温で変形したり、汗や蒸気で傷みやすくなります。

温泉の場合は、硫黄や塩分などの成分が金属パーツや防水シールにダメージを与える可能性があります。温泉の泉質によっては、短時間でも変色やサビの原因になることもあり、見た目の劣化だけでなく耐水性の低下にもつながるリスクがあります。どちらも、短期的には問題がなくても、数ヶ月〜数年単位でじわじわ効いてくるタイプのリスクです。

私自身はサウナ・温泉では基本的にアップルウォッチを外し、ロッカーに入れておく運用にしています。「心拍数を取りたいから」「サウナの時間管理をしたいから」といった理由でつけっぱなしにしたくなる気持ちも分かるのですが、サウナ中の数十分と、アップルウォッチを何年も使い続けるメリットを天秤にかけると、個人的には後者を優先したいなという結論です。

どうしてもサウナ中の心拍数や入浴時間を記録したい、という場合は、防水特化の安価なバンド型デバイスを別途用意するくらいの方が、トータルで安心かなという印象です。アップルウォッチは日常のヘルスケアや通知管理に使い、サウナや温泉は「潔く外す」と割り切ってしまった方が、精神的にもかなりラクですよ。

また、温泉施設やサウナによっては、そもそも「腕時計類の着用禁止」や「金属アクセサリー禁止」といったルールが設けられている場合もあります。マナーや施設ルールの観点からも、サウナ・温泉ではアップルウォッチを外しておくのが無難です。

プールや水泳とお風呂の使い分けポイント

プールや水泳とお風呂の使い分けポイント

プールや水泳に対応した耐水性能を持つアップルウォッチでも、「プールはある程度OK」「お風呂は非推奨」というスタンスは変わりません。これは、温度や化学成分の違いが大きいです。

プールや水泳の場合、水温は比較的低めで、身体も動き続けているため、本体が極端に高温になりにくいです。塩素などの影響はゼロではないものの、入浴剤や温泉成分ほど過酷ではないことが多いです。一方で、お風呂は高温・高湿度・入浴剤の三重苦になりやすく、長時間浸かることも多いですよね。

そのため、私のおすすめは以下の使い分けです。

  • プールや水泳:対応モデルなら、ケア前提で「アクティビティとして楽しむ」
  • お風呂やシャワー:どうしても必要なときだけ短時間、基本は外す

プールで使用するときも、「使用後のすすぎ」と「乾燥」はセットで考えておきましょう。プールの水をそのまま乾かしてしまうと、塩素や不純物が本体やバンドに残ったままになり、長期的には劣化の原因になります。プールから上がったら、軽くシャワーで流したあと、柔らかいタオルで水気を拭き取っておくと安心です。

水泳ワークアウトの細かな記録方法や活用アイデアについては、アップルウォッチの設定や画面カスタマイズの基礎を知っておくと便利です。例えば、アップルウォッチだけで外出を快適にする設定と使い方を読んでおくと、屋外・屋内のアクティビティを含めた全体設計がしやすくなります。

使い分けの目安:「水温が低く、成分も比較的穏やかなプール=攻めてもOK」「高温で成分も濃いお風呂や温泉=基本は外す」というイメージで考えておくと、判断しやすくなります。

故障かなと思ったときのチェックと対処

故障かなと思ったときのチェックと対処

「お風呂で使ったあとから調子が悪いかも…」と感じたときは、まず慌てずに状態を整理してみましょう。いきなり自己判断で分解したり、非公式の修理に出したりするのはNGです。焦って動くほど、取り返しがつかなくなるパターンもあります。

よくある症状の例

  • スピーカーの音がこもる、水が入っているような音になる
  • 画面の一部に水滴のようなにじみが見える
  • タッチ操作の反応が悪くなる、誤タップが増える
  • バッテリーの減りが急に早くなったように感じる
  • Digital Crownやボタンの押し心地が変わった気がする

このあたりの症状が出ているときは、まず電源を落とし、無理に充電せず、風通しの良い場所でゆっくり乾燥させます。スピーカーから水を排出する機能があるモデルでは、その機能を使いつつ、数日単位で様子を見るくらいの余裕を持つと安心です。「1時間置いたけど変わらないから壊れた」と決めつけるのではなく、半日〜1日単位でじっくり変化を見てみましょう。

画面のにじみがある場合も、すぐに広がらず、数日かけて少しずつ目立たなくなるケースもあります。ただし、逆ににじみが大きくなっていく場合や、タッチ不良が悪化していく場合は、内部に入り込んだ水分が抜けきっていない可能性が高いです。

それでも改善しない場合や、画面のにじみが広がっていくような場合は、早めに公式サポートや正規サービスプロバイダに相談するのがおすすめです。自己流で開けてしまうと、本来受けられるかもしれなかった保証やサポートが受けられなくなるケースもあるので注意してください。

アップルウォッチの故障が疑われるときの対処方法や修理可否は、モデルや状態によって大きく変わります。ここで紹介している内容は一般的な目安であり、正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、高額な修理や買い替えを検討する際は、最終的な判断は専門家にご相談ください

長く使うための防水ケアと設定見直し

アップルウォッチとお風呂の付き合い方でいちばん大事なのは、「濡れっぱなしにしない」「高温を避ける」「設定をうまく使う」の三つです。これを意識するだけで、同じモデルでも体感の寿命がかなり変わってきます。

日常の防水ケアのコツ

  • 水に濡れた日は、必ずその日のうちに水分を拭き取り、自然乾燥させる
  • レザーバンドはお風呂周りでは外し、シリコン系バンドに切り替える
  • 定期的に本体とバンドの接合部をチェックし、汚れをためない
  • 汗をかきやすい季節は、就寝前に一度外して本体・バンド・腕をリセットする

また、設定面を見直しておくと、うっかりお風呂に持ち込んでしまったときのダメージも多少抑えやすくなります。例えば、入浴中は表示をオフにしておきたい場合や、誤タップを減らしたい場合は、画面の常時表示や通知の出し方を調整しておくと便利です。

ワークアウトやアクティビティの設定も、「どこまで正確さを求めるか」「どこまで電池持ちを優先するか」で変わってきます。水場での使用が多いなら、必要以上に明るさや通知を上げすぎないようにして、「無駄な発熱を抑える」ことも意識しておきたいところです。

文字盤や表示のカスタマイズについて深掘りしたい場合は、アップルウォッチ壁紙の変え方を徹底解説!初心者でも簡単に設定や、アップルウォッチをロレックス風に常に表示する完全ガイド徹底解説も、日常の使い勝手を上げるうえで参考になると思います。

防水ケアのまとめ:「濡れてもすぐ拭く」「高温に長くさらさない」「設定で無駄な負荷をかけない」この三つを意識しておけば、アップルウォッチを長く気持ちよく使いやすくなります。

アップルウォッチとお風呂の付き合い方まとめ

アップルウォッチとお風呂の関係は、「完全にNG」か「なんでもOK」かの二択ではなく、シーンごとのリスクを理解しながら、ほどよい距離感で付き合っていくイメージが近いかなと思います。あなたのライフスタイルやお風呂の頻度、サウナ・温泉がどれくらい好きかによって、ベストな距離感は少しずつ変わってきます。

  • 防水・耐水性能はあくまで一般的な目安で、経年劣化も含めて余裕を持った使い方をする
  • お風呂やシャワーでは、長時間の浸水や高温・強い水圧を避ける
  • サウナや温泉は基本的に外す方向で考え、どうしても記録したい場合は別デバイスも検討する
  • 濡れてしまったあとは、しっかりお手入れと乾燥をしてから充電・再利用する

このあたりを押さえておけば、アップルウォッチとお風呂の付き合い方で大きく失敗する可能性はかなり減らせます。とはいえ、耐水性能や保証の条件はモデルや時期によって変わることがあるので、最終的な判断は必ず公式情報と専門家の意見を確認したうえで行ってください

あなたのライフスタイルに合わせて、アップルウォッチとお風呂の距離感をうまく調整しつつ、長く快適にスマートウォッチ沼を楽しんでいきましょう。