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こんにちは。スマートウォッチ沼、運営者のtycです。
この記事を読んでいるあなたは、おそらくアップルウォッチワークアウトの止め方や一時停止のやり方、ワークアウト終了方法が分からなくてモヤモヤしているところかなと思います。Apple Watchワークアウト終了できない、Apple Watchワークアウト一時停止の操作が直感的じゃなかったり、ワークアウトが勝手に始まる、自動一時停止の挙動がよく分からない、といった悩みもよく聞きます。
実際、Apple Watchワークアウト再開操作やワークアウト自動一時停止の設定、ワークアウト自動検出オフにする方法は、設定画面が少し分散していて迷いやすいんですよね。ワークアウトを止めたつもりなのに計測が続いていたり、逆にアクティビティ中にApple Watchワークアウトが止まらない・終了ボタンが見つからない、という相談も本当によく届きます。
そこで今回は、アップルウォッチワークアウトの止め方を軸に、一時停止と再開、トラブル対処法、ワークアウト自動一時停止や通知周りの設定、Apple Watchワークアウト履歴の見方まで、初心者でも今日から迷わず使えるレベルでまとめました。ここ、気になりますよね。この記事を読み終えるころには、自分の使い方に合ったワークアウト設定がしっかり固まっているはずです。
記事のポイント
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アップルウォッチワークアウトの止め方
まずは一番大事な「今計測しているワークアウトをどうやって止めるか」を整理します。ここがあやふやだと、せっかくいいトレーニングをしていても、記録がグチャグチャになってしまいがちなんですよね。画面からの終了、一時停止と再開、ボタン操作など、基本のパターンを頭に入れておくと、走っている最中でもサッと操作できるようになります。
この章では、Apple公式サポートでも触れられている標準的な操作に、私が実際に使っていて感じた「つまずきやすいポイント」「こうしておくとミスが減るよ」という小技も交えながら、できるだけ丁寧に解説していきます。
Apple Watchのワークアウトの終了方法

いちばんシンプルなアップルウォッチワークアウトの止め方は、ワークアウトアプリの画面から終了する方法です。Apple公式サポートでも同じやり方が基本として紹介されていて、どの世代のApple Watchでも共通する操作なので、ここはしっかり押さえておきたいところです。(出典:Apple公式サポート「Apple Watchでワークアウトを終了して概要を表示する」)
基本の終了ステップ
代表的な手順は次の通りです。どのワークアウトでも、この流れさえ覚えておけば困ることはほぼないはずです。
- Apple Watchでワークアウト中の画面を表示する
- 画面を左から右へスワイプしてメニューを開く
- 表示されたメニューから終了をタップする
- ワークアウトの概要画面が出たら、内容を確認して上部の完了ボタンをタップする
ポイントは「終了を押したあとに出てくる画面は、まだ途中ではない」ということです。あの画面は「保存する前の確認画面」というより、すでに記録がまとまった結果のダッシュボードだと思ってOKです。時間・距離・消費カロリー・平均心拍・心拍ゾーン・ペースなどがまとまって表示されるので、ざっとスクロールして気になる数字をチェックしてから閉じる、というルーティンにしておくと振り返りもスムーズですよ。
一部のワークアウトでは、難易度(キツさ)の自己評価を入力する画面が表示されます。ここでは、Digital Crownを回して段階を選ぶだけです。この評価は、心拍数や年齢などとあわせて「どのくらい追い込んだ運動だったか」を推定する材料として使われるので、毎回ざっくりとでも入れておくと、自分のコンディションの変化を把握しやすくなります。
ワークアウト終了後も、Apple Watchは数分間だけ心拍数の推移を追いかけてくれます。クールダウンしている間に心拍数がどのぐらい落ちていくかは、心肺機能の目安になると言われることも多いので、クールダウン中にチラッと覗いてみると意外と面白いですよ。あくまで「目安」レベルではありますが、日々の変化を感じるにはちょうどいい指標です。
終了操作でよくあるミス
実際に相談を受けていて多いのが、「終了を押したつもりで一時停止になっていた」「そもそもワークアウトアプリの画面に戻れていなかった」というパターンです。文字盤に戻ってしまっていると、左から右へスワイプしてもコントロールセンターしか出てこないので、「あれ? 終了ボタンがない」と焦りやすいんですよね。
おすすめなのは、終了したくなったタイミングで一度Digital Crownを押して、ワークアウトの小さな緑のアイコン(実行中のアプリ)をタップし直すクセをつけることです。これで確実にワークアウト画面を前面に出してから操作できるので、終了メニューにも迷わず辿りつけるはずです。
Apple Watchのワークアウト一時停止

信号待ちやコンビニ休憩、友だちと立ち話、写真を撮っている時間など、「完全に終わったわけじゃないけど、今は動いていない」というタイミングってけっこうありますよね。そんなときに知っておきたいのが、Apple Watchワークアウト一時停止の使い方です。
一時停止をうまく使えるようになると、ワークアウトのデータがより「リアルな運動時間」に近づきます。特にランニングやサイクリングでは、止まっている時間を含めるかどうかで平均ペースが大きく変わるので、「自分の走力を知りたいのか」「実際にかかった総時間を知りたいのか」で使い分けていく感じですね。
画面から一時停止する
画面操作で一時停止する場合の基本は終了方法とほぼ同じです。具体的には、次のステップです。
- ワークアウト中の画面を左から右へスワイプ
- 表示されたメニューから一時停止をタップ
この時点で、ワークアウトのタイマーとカロリー計測が止まります。画面上で「一時停止中」と表示されたり、アイコンの色が変わったりするので、ちゃんと止まっているか一度だけ確認しておくと安心です。
再び運動を再開したいときは、同じメニューから再開をタップすればOKです。途中で数回一時停止をはさんでも、ひとつのワークアウトとしてまとまって記録されるので、「家から公園までウォーキング→公園で少し休憩→帰り道もウォーキング」といった使い方でもきれいにログが残ります。
ボタンで一時停止する(押して一時停止)
とはいえ、ランニングやロードバイク中に画面を見ながら操作するのは、現実的じゃない場面も多いですよね。そんなときに便利なのが、デジタルクラウン+サイドボタンの同時押しで行う「押して一時停止」です。
事前に、ワークアウトアプリの設定で「押して一時停止」をオンにしておけば、ワークアウト中にこの2つのボタンを同時にカチッと押すだけで、一時停止と再開を切り替えられます。腕を大きく振りながらでも操作しやすく、画面をじっと見る必要がないので、特にスピードが出ているスポーツとは相性がいいです。
デジタルクラウン+サイドボタンは、スクリーンショット撮影にも使われる組み合わせです。両方の機能をオンにしていると、ワークアウトを止めるつもりで押したタイミングで、写真フォルダにスクショが大量に溜まっていく…というあるあるも起こりがちです。どちらを優先するか、一度設定を見直しておくのがおすすめですよ。
「止めたつもり」が起きやすいシーン
一時停止まわりでよくあるのが、「押したと思っていたのに、実は一時停止になっていなかった」「逆に、いつのまにか一時停止になっていて、しばらく記録が取れていなかった」というパターンです。特に冬場の手袋や、大きめの袖のウェアを着ているときは、意図せずボタンに触れてしまうこともあるので要注意です。
私がやっている対策は、一時停止や再開をした直後に、必ず1〜2秒だけ画面を見て状態を確認することです。慣れてくると、画面をチラ見するだけで「今は一時停止中だな」「ちゃんと再開したな」とすぐ分かるので、ぜひ習慣にしてみてください。
Apple Watchワークアウトの再開操作

一時停止を覚えたら、そのセットで身につけたいのがApple Watchワークアウト再開操作です。処理そのものはとてもシンプルですが、「どこからどう戻ればいいんだっけ?」と迷いやすいポイントもあるので、ここで一度整理しておきます。
基本の考え方は、「止めた方法と同じルートで再開する」です。画面から一時停止したら画面から、ボタンで止めたらボタンで再開すると覚えておくと、混乱がかなり減ります。
画面から再開するパターン
画面操作で一時停止した場合は、次の流れで再開できます。
- ワークアウト中の画面(現在は一時停止中)を左から右へスワイプ
- メニューから再開をタップ
再開後は、ワークアウトの主画面に戻り、時間や距離のカウントが再び動き出します。一時停止中の経過時間は、ワークアウトの記録には基本的に含まれないので、「動いていた時間だけをきれいに切り抜いたログ」が欲しい人には使いやすい仕様です。
押して一時停止からの再開
押して一時停止を使っている場合は、デジタルクラウン+サイドボタンを再度同時押しするだけでOKです。画面に触る必要がないので、ペースをキープしたまま信号待ちから走り出す、という使い方もしやすいです。
このときも、再開直後に一瞬だけ画面を見て「一時停止のマークが消えているか」「タイマーが動き始めているか」をチェックしておくと安心です。特に最初のうちは、感覚だけに頼らず、状態を目で確認して慣れていくのが失敗を防ぐコツかなと思います。
「一時停止したつもりができていなかった」というミスを防ぐには、一時停止直後と再開直後に、画面上部のステータス(時刻の横に出る小さなワークアウトアイコン)を見る習慣をつけるのがおすすめです。点滅しているかどうか、色が変わっていないかをざっくり見るだけでも、状態の把握がかなりしやすくなりますよ。
一時停止中のデータはどう扱われる?
細かい仕様はワークアウトの種類やwatchOSのバージョンで少し変わることがありますが、基本的には「一時停止中は時間・距離・アクティブカロリーのカウントが止まる」と考えておけばOKです。心拍数は裏では引き続き測っていることが多いので、「止まっている間の心拍」も記録には残ります。
ただし、これらはあくまで一般的な挙動であって、「絶対この通りになる」と断言できるものではありません。アップデートで仕様が変わることもありますし、個々の設定や環境によって差が出る場合もあります。気になる場合は、自分で短いワークアウトを実験的に行って、一時停止を挟んだときに記録がどうなるかをチェックしてみるのが一番確実です。
ワークアウトが終了できない

ここからはトラブル編です。まず多いのが「Apple Watchワークアウト終了できない」「終了ボタンが出てこない」というパターン。実際に私のところにも、初心者の方から同じ相談がよく届きます。
このケースのほとんどは、設定の不具合というより、画面の位置や操作の流れで迷子になっているだけであることが多いです。とはいえ、運動し終わってヘトヘトの状態であれこれ試すのはしんどいので、落ち着いてチェックできるように「よくある原因」と「それでもダメなときの手順」を整理しておきますね。
よくある原因とチェックポイント
- 一時停止画面まで行けているが、終了をタップしていない
- ワークアウトアプリ以外の画面を見ている(文字盤や別アプリ)
- タッチ操作がうまく反応していない(手汗や雨、濡れた画面など)
まず最初に試してほしいのは、Digital Crownを1回押してホーム画面、もう1回押して最近使ったアプリ一覧を開き、ワークアウトアプリをタップし直すことです。これで「今、どのアプリの画面を見ているのか」をリセットできます。そのうえで、あらためて左から右にスワイプして終了メニューを出し、終了ボタンをタップしてみてください。
手汗や雨で画面が濡れていると、タップがうまく認識されないこともあるので、一度袖やタオルで軽く画面を拭いてから再チャレンジしてみるのも大事なポイントです。
それでも反応しないときの対処
上のような基本チェックをしてもワークアウトが終了できない場合は、次のステップに進みます。
- 一度ワークアウトを一時停止にしてから、数秒待って再度終了を試す
- どうしてもボタンが反応しない場合は、Digital Crownとサイドボタンの同時長押しでApple Watch自体を再起動する
- すでに異常終了してしまったワークアウトは、iPhone側のフィットネスアプリであとから編集・削除する
再起動は「最後の手段」ですが、watchOSの一時的な不具合でボタンが効かなくなっているときは、一度電源を入れ直すことで解消することもあります。ただし、再起動中は新しいワークアウトを記録できないので、できればトレーニングが完全に終わってから行うほうが安心です。
ワークアウト記録の編集や削除をすると、アクティビティリングの数値にも影響が出ます。「あの日だけやたら長時間運動した」みたいな変なログが残っていると、長期的な傾向が読みづらくなってしまうこともあるので、気になる場合は一度見直しておくといいかなと思います。
ワークアウト記録の削除や編集は、健康管理の履歴にも影響します。削除する前に、日々の運動習慣のトレンドが大きく変わらないかを確認してから作業するのが安心です。また、どうしても不安な場合は、そのまま残しておいて「この日は記録がバグっている」とメモに残すだけでも十分なことが多いので、無理に完璧を目指さなくても大丈夫ですよ。
ワークアウトが止まらない

逆パターンとして多いのが、「Apple Watchワークアウト止まらない」「勝手に計測が続いてしまう」というケースです。これもまた、相談の多いテーマです。
典型的なのは、ランニングやウォーキングを終えたあとに友だちと話し込んでいて、帰宅してから「まだワークアウトが続いてる!」と気づくパターン。あるいは、座って仕事しているのに、なぜかワークアウトが続いていた…といったケースもあります。
設定を見直したいポイント
この問題を減らすには、以下のような設定を一度見直しておくのがおすすめです。
- 設定アプリの「ワークアウト」でワークアウト終了の確認をオンにする
- フィットネスアプリのワークアウト設定で、終了確認や通知の項目をチェックする
- Apple Watchの装着が緩すぎないか(外したと認識されずに動き続けている)
終了確認をオンにしておくと、「そろそろ動きが止まったな」とApple Watchが判断したタイミングで、「ワークアウトを終了しますか?」と聞いてくれます。これがあるだけで、止め忘れの頻度はかなり下がる印象です。
一方で、「まだ動いているのに『終わった?』と何度も聞かれてうっとうしい」という声もあります。その場合は終了確認をオフにして、自分でしっかり終了操作をするスタイルに切り替えるのもアリです。どちらがストレスが少ないかは人それぞれなので、実際に数日試してみてから決めるのが一番かなと思います。
バンドが緩いと、Apple Watchの裏側にあるセンサーが肌から離れやすくなり、「腕から外した」と認識されてワークアウトが止まったり、一時停止と再開を繰り返してしまうことがあります。逆に、ギュッと締めておくとセンサーが安定し、心拍数の精度も上がりやすいです。ワークアウト中は少しきつめ、普段使いは少し緩め、といった具合にメリハリをつけるのがおすすめですよ。
「止まらない」を完全にゼロにはできない
残念ながら、どれだけ設定を工夫しても、「ワークアウトが一切止め忘れられない世界」を作ることはほぼ不可能です。日によって動き方も違いますし、ソフトウェアの判断にはどうしても限界があります。
なので、完璧を目指すよりは、「止め忘れに気づいたときにどうリカバーするか」を決めておくほうが現実的です。例えば「帰宅したら必ずフィットネスアプリでその日のワークアウトの時間をチェックする」「明らかにおかしい日だけ、ヘルスケアアプリ側で編集する」といった自分ルールを作っておくと、いざというときに慌てなくて済みます。
アップルウォッチのワークアウトの止め方と設定
ここからは、「止める・一時停止する」といった操作そのものに加えて、それを支える設定まわりをまとめていきます。自動一時停止、自動検出オフ、終了確認通知、そして履歴の見方まで押さえておくと、アップルウォッチワークアウトの止め方に悩む場面がぐっと減ります。
どれも一度設定してしまえば、あとはほぼ放置でOKなものばかりなので、最初に少し時間を取って整えておく価値はかなり大きいと思います。
ワークアウト自動一時停止の設定
ランニングやサイクリングで信号待ちが多いルートを走る場合、ワークアウト自動一時停止をオンにしておくとかなり便利です。立ち止まったタイミングでApple Watchが自動的にワークアウトを止め、再び動き出すとまた自動で再開してくれます。
この機能をうまく使えると、「信号待ちで1分くらい立ち尽くしていた時間」などを記録から省くことができるので、平均ペースの数字も実際の走力に近づきます。逆に、トライアスロンのように「トータルの経過時間」を重視したい競技では、あえてオフにしておく方が良い場合もあるので、自分が何を重視したいかで決めてあげるのが大事です。
Apple Watch本体から設定する
- Apple Watchの設定アプリを開く
- 「ワークアウト」をタップ
- 自動一時停止をタップしてオンにする
この設定をオンにすると、屋外ランニングやサイクリングのワークアウト中に、一定時間以上完全に動きが止まると自動で一時停止してくれるようになります。再び走り出すと、数秒のラグを挟んで再開されるイメージです。
自動一時停止はあくまで動きの変化を元に判断しているので、低速でゆっくり動き続けるようなシーンでは期待通りに止まらないこともあります。逆に、細かい揺れや振動だけで「動いている」と誤認識される場合もあるので、「完全に止まったときの保険」ぐらいの気持ちで使っておくとちょうどいいバランスです。
どんな人におすすめか
自動一時停止が特におすすめなのは、次のような人です。
- 信号の多い市街地を走るランナー
- コンビニ休憩を挟むロングライドが多いサイクリスト
- 「動いていた時間の平均ペース」を重視したい人
逆に、「合計何時間外にいたか」を重視する人や、インターバルトレーニングのように自分で細かく一時停止をコントロールしたい人は、あえてオフにして、押して一時停止や画面操作で管理した方がしっくり来ることも多いです。
ワークアウトの自動検出をオフにする

通勤中や買い物中に、Apple Watchから「ウォーキングを記録しますか?」と聞かれてちょっと煩わしく感じたことがある人も多いはずです。これはワークアウトの自動検出機能で、一定以上の歩行や走行を検知すると、ワークアウトの開始を提案してくれる仕組みになっています。
運動習慣をつけたいタイミングではかなり頼もしいのですが、「意識してトレーニングしているときだけ記録したい」という人にとっては、お節介に感じることもあるんですよね。そういう場合は、この自動検出をオフにするのが一番シンプルな解決策です。
自動検出(開始通知)をオフにする手順
iPhoneのWatchアプリから設定するのが分かりやすいです。
- iPhoneでWatchアプリを開く
- 「マイウォッチ」タブからワークアウトをタップ
- ワークアウトの開始を通知(または「ワークアウト開始リマインダー」)をオフにする
これで「勝手にワークアウトが始まる」「いちいち聞かれて邪魔」という状態を避けられます。仕事中や移動中に腕を大きく振ることが多い人ほど、オフにしておくメリットが大きい印象です。
逆に、「日常の軽い散歩もざっくり記録したい」タイプなら、自動検出はかなり便利です。オンにしておけば、わざわざワークアウトアプリを開かなくても、「さっきの30分の散歩」がワークアウトとして記録されていたりします。ライフスタイルに合わせてオンオフを切り替えつつ、自分にとってちょうどいい設定を探してみてくださいね。
自動検出と終了の関係
自動検出をオンにしていると、「動きが減ったタイミング」で終了を提案してくれることもあります。これはこれで便利なのですが、スタジオレッスンのように「動いたり休んだりを繰り返す」運動では、微妙なタイミングで何度も聞かれてしまうこともあります。
そんなときは、自動検出だけオフにして、終了確認だけオンにする、といった組み合わせも試してみるとしっくりくることが多いです。機能を全部オンかオフか、ではなく、パーツごとに自分用にカスタマイズしていくイメージですね。
ワークアウト終了確認通知の活用

アップルウォッチワークアウトの止め方で地味に効いてくるのが、ワークアウト終了確認通知です。運動を終えたあと、クールダウン中や着替えのころに、「ワークアウトを終了しますか?」と聞いてくれるあの通知です。
これがあると、「止め忘れたまま1時間くらい記録されていた」という悲しい事故をかなり防げます。特に、家に帰ってすぐシャワーを浴びる習慣のある人は、どうしても腕時計の存在を忘れがちなので、終了確認はかなり頼りになる存在です。
終了確認をオンにする
- Apple Watchの設定アプリを開く
- 「ワークアウト」をタップ
- ワークアウト終了の確認をオンにする
これだけで、Apple Watchが「もう運動していないな」と判断したタイミングで終了を提案してくれるようになります。だいたい数分間ほぼ動きがなくなると、「ワークアウトは終わりましたか?」のような内容が表示されるイメージです。
終了確認が向いている人
- ワークアウトの止め忘れがよくある
- 日常のルーティンの中で運動していて、終了操作に意識を割きたくない
- 記録のゆらぎをなるべく減らしたい
一方で、インターバルトレーニングのように「一時的に動きが少なくなる場面」を多く含むワークアウトでは、終了確認が頻繁に出てしまって邪魔に感じる場合もあります。その場合は、一度オンにして数日試し、「自分にはちょっと合わないな」と感じたらオフに戻す、くらいの気軽さで調整してもらえればOKです。
終了確認をオフにする判断基準
終了確認をオフにしたほうがいいのは、例えば次のような人です。
- ワークアウト開始・終了の操作を自分でしっかり管理したい
- トレーニング中に通知が出て集中力を切らしたくない
- ワークアウトの種類的に「休憩も含めて1本の運動」として記録したい
どちらが正解という話ではなく、「自分の運動スタイルにとってどっちが楽か」で選ぶイメージです。最初はオンにしておいて、「最近ほとんど止め忘れなくなったな」と思ったらオフにする、という段階的な使い方もアリだと思います。
Apple Watchのワークアウト履歴の見方

アップルウォッチワークアウトの止め方を覚えたら、その先は「記録をどう活かすか」です。せっかく毎回ちゃんと止められるようになったのであれば、そのデータを振り返りに使わないのはもったいないですよね。
iPhoneのフィットネスアプリやヘルスケアアプリを使うと、過去のワークアウト履歴をかなり細かいところまで見ることができます。ここをザッとでも眺める習慣があるかどうかで、モチベーションの保ちやすさが結構変わってくる印象があります。
フィットネスアプリで履歴を確認する
- iPhoneでフィットネスアプリを開く
- 下にスクロールしてワークアウトやセッションの一覧を開く
- 見たいワークアウトをタップすると、時間・距離・ペース・心拍数などの詳細が表示される
ワークアウトによっては、1kmごとのスプリット(区間ごとのペース)や、心拍ゾーン、標高変化なども合わせて確認できます。全部を細かく分析する必要はまったくなくて、最初は「トータル時間」「距離」「平均ペース」「平均心拍」くらいをゆるく眺めるだけでも十分です。
消費カロリーの数値をより正しく使いたい場合は、身長・体重などの基本情報を見直しておくのも大事です。同じスマートウォッチ沼内のアップルウォッチの消費カロリーの仕組みと使い方も合わせてチェックしてもらえると、数字の読み解き方がグッと分かりやすくなると思います。
経路や位置情報の設定もチェック
屋外ランニングやウォーキングで地図上の経路を残したい場合は、位置情報の設定も確認しておきましょう。
- Apple Watch側:設定アプリ → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス → Apple Watchワークアウト → このアプリの使用中のみ許可
- iPhone側:設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス → Apple Watchワークアウト → このアプリの使用中
この設定がオフになっていると、ワークアウトの経路が記録されず、「地図が表示されないな?」という状態になります。逆に、オンにしていると、後から「どのルートを走ったか」「どこでペースが落ちているか」といった細かい分析もできるようになります。
ただし、位置情報の扱いはプライバシーにも関わる部分なので、自宅の位置がルート上に丸見えになるのはちょっと…という場合は、経路を非表示にする、共有しないなどの運用でコントロールしてあげるのが安心です。
アップルウォッチワークアウトの止め方まとめ
最後に、アップルウォッチワークアウトの止め方と、それを支える設定まわりをもう一度ざっくりまとめておきます。
- 基本の止め方は「左から右へスワイプ → 終了」でOK
- 一時停止と再開は、画面操作かデジタルクラウン+サイドボタンの同時押しで素早く切り替え
- 終了できない・止まらないときは、ワークアウトアプリの前面表示と終了確認、装着具合をチェック
- ワークアウト自動一時停止やワークアウトの開始を通知、自動検出オフなどを好みに合わせて調整
- フィットネスアプリのワークアウト履歴を活用して、日々の変化をゆるく追いかける
アップルウォッチワークアウトの止め方を理解しておくと、「ちゃんと記録できているかな?」という不安が減って、目の前の運動に集中しやすくなります。慣れてきたら、ワークアウト表示やデジタルクラウンの使い方をカスタマイズして、自分だけのトレーニング画面を作り込むのも楽しいですよ。
この記事で紹介している設定や数値の見方は、あくまで一般的な目安や私自身の使い方にもとづいた内容です。watchOSのバージョンやモデルによって画面表示が少し異なる場合があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、健康状態や運動量に不安がある場合は、無理をせず、最終的な判断は医師などの専門家にご相談ください。
スマートウォッチ沼では、アップルウォッチの使いこなし全般についても詳しくまとめています。通知や睡眠、ワークアウト以外のおすすめ設定が気になる方は、アップルウォッチを使いこなす方法総まとめもあわせて読んでもらえるとうれしいです。