こんにちは。スマートウォッチ沼、運営者のtycです。

マイファーストフォンを使い始めた直後や、しばらく使ってから突然トラブルが起きると、「壊れた?初期不良?」と一気に不安になりますよね。私自身、このサイトを運営しながら多くの相談を受けていますが、あなたと同じように戸惑っている保護者の方は本当に多いです。電話ができない、充電できない、ネットワーク検出失敗と出る…。子どもの安全を考えて持たせた端末だからこそ、うまく動かないと焦ってしまう気持ちはとてもよく分かります。

ただ、実際に一つずつ状況を整理していくと、「端末が壊れている」というケースは意外と少なく、設定・通信環境・仕様によるものが原因になっていることがほとんどです。焦って返品や買い替えをしてしまうと、「あとで設定を見直したら普通に使えた」「サポートに聞いたらすぐ解決した」という後悔につながりやすいのも事実です。

実はこの段階で「故障だ」と判断してしまうと、本来は設定や通信で解決できたはずのケースでも、無駄な交換や解約につながりやすくなります。

この記事では、私がこれまで見てきた実例をもとに、マイファーストフォンで起きやすい不具合やトラブルを症状別に整理し、「どこから確認すればいいのか」「初期不良と判断する基準は何か」を保護者目線でまとめています。一つずつ切り分けて確認していけば大丈夫です。読み終わる頃には、今の状況が落ち着いて判断できるようになるはずです。

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マイファーストフォンの不具合に不安を感じている保護者のイメージ

マイファーストフォンの不具合で多い症状一覧

電話ができない・通話がつながらないとき

「電話できない」という相談は、マイファーストフォンの中でも特に多い症状です。着信が鳴らない、発信できない、通話ボタンを押しても反応がないなど、状況はさまざまですが、まず落ち着いて確認してほしいのは「通話できる相手が制限されていないか」という点です。マイファーストフォンは、保護者アプリで登録した連絡先以外とは通話できない仕様になっています。この仕組みを忘れていると、「壊れた」と感じてしまいやすいです。

マイファーストフォンで通話や通信が不安定になるイメージ

また、通信状態が不安定な場所では、通話が途中で切れたり、そもそも発信できなかったりすることもあります。特に屋内や地下、学校の建物内では電波が弱くなりやすく、これは端末不良とは別の問題です。私が相談を受けた中でも、「自宅では普通に電話できるのに、学校では無理」というケースは珍しくありません。

さらに、保護者側アプリが最新状態でない場合や、一時的にサーバーとの通信が途切れている場合も、通話関連の不具合が起きたように見えることがあります。電話ができない=即故障と考えず、相手制限、通信環境、アプリの状態を順番に確認していくことが大切です。

充電できない・電池の減りが早いと感じるとき

充電に関する不具合も、不安になりやすいポイントです。「全然充電されない」「朝フルだったのに夕方には電池切れ」と感じると、端末自体を疑いたくなります。ただ、ここも原因を分けて考える必要があります。まず確認したいのは、充電ケーブルとアダプターです。付属品以外を使っている場合、相性が悪くて正常に充電できないことがあります。

マイファーストフォンで通話や通信が不安定になるイメージ

電池の減りが早いと感じる場合は、GPSの測位頻度や通話回数、移動量が影響していることも多いです。特に見守り目的で頻繁に位置情報を確認していると、その分バッテリー消費は増えます。これは仕様上ある程度避けられない部分です。

また、気温の影響も見逃せません。夏場の高温や冬場の低温では、バッテリー性能が一時的に落ちることがあります。充電できないように見えても、端末を少し休ませたら改善するケースもありますので、まずは環境と使い方を振り返ってみてください。

ネットワーク検出失敗・圏外になるとき

画面に「ネットワーク検出失敗」と表示されると、かなり不安になりますよね。私も最初にこの表示を見たときは、正直ドキッとしました。ただ、この表示は必ずしも故障を意味するものではありません。多くの場合、通信エリア外にいる、もしくは一時的に電波を掴めていない状態です。

マイファーストフォンは、一般的なスマートフォンと比べると通信アンテナの性能が控えめです。そのため、場所によっては圏外になりやすいという特性があります。特に郊外や建物の奥まった場所では、この症状が出やすいです。

一度屋外に出て再接続されるか、再起動して改善するかを確認してください。それでも頻繁に起きる場合は、契約している通信プランやエリアとの相性も視野に入れて考える必要があります。

デバイスがオンラインにならないと表示されるとき

保護者アプリ側で「デバイスがオンラインになっていません」と表示されると、「完全に壊れたのでは?」と感じる方が多いです。しかし、この表示も原因は一つではありません。端末側が電源オフになっている、バッテリー切れ、通信エリア外など、比較的単純な理由で表示されることがあります。

また、端末がスリープ状態に入っていると、一時的にオフライン表示になることもあります。これは省電力設計による仕様で、一定時間操作がないと通信頻度が下がるためです。

焦って初期化する前に、電源が入っているか、充電されているか、しばらく時間を置いてオンラインに戻るかを確認してみてください。

フリーズ・再起動が必要になるケース

画面が固まって操作できなくなる、反応が極端に遅くなるといった症状も報告があります。この場合、多くは一時的な端末挙動によるものです。アプリの処理が重なったり、通信状態が不安定な中で操作を続けたりすると、フリーズしたように見えることがあります。

私の経験上、こうした症状は再起動で改善するケースがほとんどです。再起動は端末にとって「リセット」に近い役割を果たしますので、異常が出たらまず一度電源を入れ直す、という意識で問題ありません。

不具合が起きたときにまず整理したい考え方

通信・月額・SIMが関係しているケース

不具合を疑う前に、必ず整理してほしいのが通信と月額契約の状態です。マイファーストフォンは、端末単体では機能せず、SIMと通信サービスが前提になっています。月額料金の支払い状況や、契約開始が正しく完了しているかによって、「使えない」「反応しない」といった症状が出ることがあります。

特に利用開始直後は、SIMの開通処理が完全に反映されるまで時間がかかる場合があります。このタイミングで操作すると、不具合のように見えがちです。通信と月額の仕組みについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。

設定や初期登録が原因になっているケース

初期設定が途中で止まっていたり、保護者アプリとの連携が完全でなかったりすると、端末は正常でも機能しないことがあります。連絡先登録、管理者設定、位置情報の許可など、どれか一つ欠けているだけで動作が制限されるのがマイファーストフォンの特徴です。

これは「子ども向け端末としての安全設計」であり、欠点というより前提条件です。設定を一つずつ見直すことで、驚くほどあっさり解決するケースも少なくありません。

一時的な端末挙動によるケース

電子機器である以上、一時的な不調はどうしても起こります。特に通信端末は、電波状況やサーバー側の影響を受けやすいです。再起動で直る、時間を置いたら直るという場合は、故障ではない可能性が高いです。

心拍数などの健康データが表示される場合でも、医療目的の診断や治療に使うものではなく、あくまで目安として考える必要があります。

よくある質問(FAQ)

マイファーストフォンは不具合が多い端末ですか?

まず「特別不具合が多い端末」という印象は私は持っていません。ただし、一般的なスマートフォンと同じ感覚で使うと、戸惑いやすい端末であることは確かです。理由は、機能や設定が子ども向けに制限されているからです。

通話相手が限定されている、通信頻度が抑えられている、省電力設計が強めなど、これらはすべて仕様です。しかし、知らずに使うと「反応が悪い」「繋がらない」と感じやすくなります。

私が見てきた限りでは、設定や使い方を理解した後は、安定して使えている家庭がほとんどです。最初のハードルが少し高いだけ、と考えると気持ちが楽になります。

初期不良と判断していいのはどんなとき?

明らかに初期不良と考えていいのは、「電源が一切入らない」「充電ランプが全く反応しない」「初期設定画面すら表示されない」といった、基本動作が成立しない場合です。これらは設定や通信以前の問題です。

一方で、「電話できない」「位置情報が更新されない」といった症状は、初期不良ではなく設定・通信の可能性が高いです。ここを混同してしまうと、不要な交換や返品につながりやすくなります。

不安な場合は、初期化や再起動を一通り試したうえで判断するのがおすすめです。

再起動や初期化はどこまでやって大丈夫?

再起動は、基本的に何度行っても問題ありません。動作がおかしいと感じたら、まず再起動、これは私も常に案内しています。初期化については、設定を最初からやり直す覚悟がある場合に限って行うのが無難です。

初期化すると、保護者アプリとの再連携や連絡先登録をやり直す必要があります。ただ、それによって改善するケースも確かにあります。

「戻せない操作」ではないので、落ち着いて手順を確認しながら進めれば大丈夫です。

月額や通信が原因で不具合っぽく見えることはありますか?

あります。むしろ、かなり多いです。支払い状況や通信制限によって、一時的にサービスが停止されると、端末側では「壊れた」ように見えます。特に更新月や契約直後は要注意です。

この点は、S3cのレビュー記事でも触れていますが、通信前提の端末であることを意識すると見え方が変わります。

端末不良と決めつける前に、通信状況を一度確認してみてください。

学校や外出先だけ使えないのは故障ですか?

この質問も本当によくあります。結論としては、故障ではないケースがほとんどです。学校の建物構造や、持ち込みルールによって電波が入りにくい場合があります。

また、学校側の指導で電源を切っているケースもあります。その場合、保護者アプリではオフライン表示になります。

場所限定で使えない場合は、まず環境要因を疑ってみてください。比較記事(こちら)も参考になると思います。

マイファーストフォンの不具合を落ち着いて確認する保護者のイメージ

それでも直らないときの判断基準

よくある勘違いと後悔パターン

一番多いのは、「初期不良だと思ってすぐ返品したが、同じ症状が再発した」というパターンです。原因が設定や通信だった場合、端末を変えても状況は変わりません。

また、「子どもが操作して壊したのでは」と過度に心配してしまう方もいますが、通常使用で簡単に壊れる端末ではありません。

焦って判断するほど、後悔につながりやすいという点は覚えておいてほしいです。

問い合わせ前にやっておくと無駄がないこと

サポートに問い合わせる前に、再起動、充電環境の確認、通信状況の確認、設定の見直しを一通り行っておくと、やり取りがスムーズになります。状況を具体的に伝えられると、解決までの時間も短くなります。

公式で対応条件やサポート範囲を確認する

マイファーストフォン不具合まとめ

マイファーストフォンの不具合は、「壊れた」「初期不良」と感じやすい一方で、実際には設定・通信・仕様が原因であることが非常に多いです。子どもの安全を守るための設計が、分かりにくさにつながっている面もあります。

だからこそ、焦らず一つずつ切り分けて確認することが大切です。再起動、設定確認、通信状況の把握、それでも直らなければサポートに相談する。この順番を守るだけで、無駄な出費や後悔はかなり減らせます。

あなたとお子さんが安心して使えるよう、この記事が落ち着いて判断するための支えになれば嬉しいです。

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